こんにちは!
はなです!
投資をするなら、ぜひとも知っていただきたいのが投資の王道と言われる「インデックス投資」です。
インデックス投資は、今まで投資をしたことがない初心者の方にもおすすめな投資手法です。
投資は未知の世界で、怖い印象や怪しい印象をお持ちのあなたに、ぜひ知ってもらいたい!
- インデックス投資とは
- インデックス投資をおすすめする理由
- インデックス投資の注意点
- インデックス投資がおすすめな人
- おすすめな証券会社
さっそく、みていきましょう!
インデックス投資とは
まず「インデックス」とは、株式などの値段が上がったり下がったりする「指数」のことを意味しています。
株式指数(株式インデックス)は、1つの株式の値段を指すのではなく、たくさんの株式をまぜあわせてできた平均値を指しています。(株式指数の他にも債権指数やリート指数などがあります)
代表的な日本の株式指数には、日経平均株価(日経225)や東京株式指数(TOPIX)などがあり、これらの指数をテレビなどのニュースで耳にしたことがあるのではないでしょうか?
たとえば、日経平均株価(日経225)は東証第一部上場銘柄のうち225銘柄の株式をまぜあわせてできた平均値を指しています。
そのような特定の株式集合体の平均値と、同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことをインデックス投資といいます。
また、インデックス投資をしている金融商品(投資信託)をインデックスファンドといいます。
代表的な指数(インデックス)
代表的な「株式」の指数を見てみましょう。
投資 対象 | 指数 | 銘柄構成 |
---|---|---|
国内 株式 | 日経平均株価(日経225) | 東京証券取引所第一部に上場している銘柄のうち225銘柄 |
東京株式指数(TOPIX) | 東京証券取引所第一部に上場している全銘柄 | |
米国 株式 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ) | NASDAQ市場やニューヨーク証券取引所に上場している30銘柄 |
NASDAQ(ナスダック)総合指数 | NASDAQ市場に上場している全銘柄 | |
S&P500指数 | NASDAQ市場やニューヨーク証券取引所に上場している500銘柄 |
他にも「日本・海外の債券」指数や、「日本・海外のREIT(リート)」指数、コモディティなどがありますが、ここでは割愛します。
インデックス投資をおすすめする理由
投資には、種類がたくさんあります。
FX(外国為替証拠金取引)や暗号資産(仮想通貨)、不動産投資、金など、あらゆる投資がありますが、その中で「インデックス投資」をおすすめするのはなぜなのか、解説します。
- インデックス投資は優良な投資手法である
- 投資の知識が少なくても時間をかけずに分散投資ができる
- 少額から投資できる
- 手数料が低く設定されている
- 国が用意してくれた非課税制度を利用できる
順に、みていきましょう。
インデックス投資は優良な投資手法である
インデックス投資と対比して、アクティブ投資というものがあります。
指数(インデックス)と同じ値動きをすることを目指して運用するインデックス投資とは違い、指数の値動きを上回ることを目指して運用するのがアクティブ投資です。
また、アクティブ投資をしている金融商品(投資信託)をアクティブファンドといいます。
アクティブ投資は、プロの投資家(ファンドマネージャー)が投資銘柄を選んだり、売買するタイミングを決めて利益を出そうとします。
一見すると、アクティブ投資の方が良さそうですが、2016年度のS&P Dow Jones lndicesの調査結果によると80%以上のアクティブファンドがインデックスファンドに負けているのです。
プロの投資家でさえ、指数(インデックス)を上回る実績を出すことは難しいのですから、プロでもない一個人の投資家が「20%以下の確率で指数に勝てるアクティブファンド」を選ぶのは至難の業であり、「80%以上の確率でアクティブファンドに勝てるインデックスファンド」を選ぶ方が勝率が高く、優良な投資といえるでしょう。
投資の知識が少なくても時間をかけずに分散投資ができる
投資のリスクを下げるためには、幅広く分散投資をすることが大切です。
個別の株式で幅広く分散投資をするためには、膨大な数の企業の中から今後伸びそうな企業を見極めなければいけませんので、それ相応の投資の知識が必要になってきますし、投資の勉強や企業選定には時間も必要です。
ところが、インデックス投資では、1つの銘柄の株式インデックスファンド(投資信託)を購入するだけで、たくさんの株式を購入したことになり、幅広く分散投資ができることになります。
尚且つ、ファンド内の企業も定期的に入れ替えが行われていて、業績の悪いものは排除され、業績の良いものは新しく組み込まれるという仕組みになっています。
ベストな状態でファンドが維持されているので、はじめに何のインデックスファンドに投資するかを決めてしまえば、あとはたんたんと長期にわたって積み立てていくのみで、投資の知識が少なくても時間をかけずに分散投資ができるというわけです。
少額から投資できる
個別の株式に投資したい場合は、1つの株式に数千円から数万円が必要になりますので、幅広く分散投資をしようとすると、ある程度まとまったお金が必要になってきます。
しかし、インデックスファンドは、数百円から投資することができると同時に、幅広く分散投資もできてしまいます。
試しに少しの金額から投資を始めてみたい方や、投資できるお金が少ない方でも取り組みやすいです。
手数料が低く設定されている
インデックスファンドを購入する際に、購入時手数料や信託報酬などの手数料がかかります。
これはインデックスファンドに限った話ではなく、アクティブファンドでも、個別の株式でも、同様に手数料はかかります。
私たちは、証券会社を介して株式などを購入しますので、証券会社に支払う手数料になります。
インデックスファンドは、それらの手数料が低く設定されています。
手数料のなかでも信託報酬が低く設定されているのはインデックスファンドの強みです。
信託報酬とは、ファンドを保有している間はずっと支払う手数料になりますので、信託報酬を低く抑えることで手元に残るお金が増えることになります。
ちなみに、アクティブファンドの信託報酬は、インデックスファンドより何倍も高くなっています。
なぜかというと、アクティブファンドのプロの投資家(ファンドマネージャー)へ報酬を支払わなければいけませんので、信託報酬が高くなってしまうのです。
国が用意してくれた非課税制度を利用できる
NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)をご存じでしょうか?
これらは、国が支援してくれる制度で、インデックス投資(投資信託)で得た利益にかかる税金を非課税にしてくれます。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用すると税金がかからず、利益がまるっと手元に残るわけです。
インデックス投資をするなら利用しない手はありません。
NISAは「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、購入できる金融商品や年間の投資額、非課税で保有できる期間などに違いがあります。
「一般NISA」と「つみたてNISA」は日本に住んでいる成人者が利用でき、「ジュニアNISA」は日本に住んでいる未成年者が利用できます。(ジュニアNISAの運用管理者は未成年者の親族になります。)
「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
インデックス投資の注意点
インデックス投資の注意点も確認しておきましょう。
- 元本割れの可能性がある
- 指数(インデックス)以上のリターンは期待できない
- お金が短期的には増えない
順にみていきましょう。
元本割れの可能性がある
インデックス投資は、株価が上がったり下がったりする指数(インデックス)に連動していますから、株価が下がることで元本割れの可能性があります。
過去には、株価が20%も30%も50%も下がる暴落を繰り返しており、最近では「コロナショック」が記憶に新しいですね。
様々な暴落を繰り返しながら、経済は右肩上がりに成長してきました。
それはあくまで過去の話であって、今後の経済を保証するものではありませんが、今後の経済も右肩上がりに成長していくならば、短期的に元本割れをすることがあっても、長期的には元本以上に成長していることになります。
株価の暴落は今後も起こることなので避けようがないのですが、株価の暴落で元本割れしてしまうリスク対策としては、株式インデックスファンド以外にも、現金や債券なども保有しておくことがあげられます。
保有する金融商品は、株式や債券、現金などへ幅広く分散しておくことが重要になります。
指数(インデックス)以上のリターンは期待できない
インデックス投資は、株価が上がったり下がったりする指数(インデックス)に連動していますから、裏を返せば指数以上のリターン(収益)は望めないということになります。
アクティブファンドであれば、プロの投資家(ファンドマネージャー)の腕利きにより、指数を大きく上回るリターンを望める可能性があります。
しかし、上記で述べたようにアクティブファンドがインデックスファンドに勝てる確率は20%以下であることから、投資に詳しく、投資に自信のある方でない場合は、インデックスファンドに投資することが最善の選択であることは間違いないでしょう。
お金が短期的には増えない
インデックス投資は、短期的にお金を増やすことができません。
少なくとも、15年の投資期間が必要だといわれています。
インデックス投資は、経済成長の恩恵を受ける投資であり、これまでの経済は長期的にみると右肩上がりに成長してきています。
また、長期的にインデックスファンドを保有することで、複利効果も大きく働いて、雪だるま式に資産を増やすことができます。
投資で得た利益を、再び投資することで資産が雪だるま式にふくらんでいく効果のことです。
相対性理論を発見したアインシュタインですが、「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う。」と評したそうです。
インデックス投資がおすすめな人
インデックス投資について、理解が深まったところで、インデックス投資がおすすめな人にはどんな特徴があるのか、みていきましょう。
- 生活防衛資金がある人
- 投資をしたことがない人
- 投資に時間をかけたくない人
- 「15年以上先の未来に必要なお金」を資産形成したい人
生活防衛資金がある人
優良なインデックスファンドに投資していたとしても、長期間保有していれば、株価の暴落にあうことがあるでしょう。そんな時に突然大きなお金が必要になったら?会社が倒産したら?病気で働けなくなったら?生活ができない状態では、株価の回復を待って取り崩したいのに、待つことができませんよね。
そんな時のために、投資資金に手を出さなくても済むように、生活防衛資金を準備してから投資を始めることをおすすめします。
生活防衛資金の目安は、サラリーマンの方は「生活費の半年~1年分」を、自営業者やフリーランスの方は「生活費の1年~2年分」といわれています。
投資をしたことがない人
インデックス投資は、投資の知識が少なくても、時間をかけずにできる優良な投資手法です。
はじめに優良なインデックスファンドを選ぶことができたら、あとはこつこつと時間をかけて積み立てていくだけなので、初心者でも取り組みやすいですね。
投資に時間をかけたくない人
仕事に家事、育児、、日々の生活が忙しくて、個別銘柄を選定する時間がない方にもおすすめです。
インデックスファンドは、定期的にファンドの中身を鮮度の良いものに入れ替えしてくれるので、私たちがすることは積み立てること以外、特にありません。個別銘柄の選定とか興味ないし、数字は苦手だな~と思う方にも良いですね。
15年以上先の未来に必要なお金を資産形成したい人
インデックスファンドを15年以上保有することで、元本割れする可能性がゼロになるという調査結果があります。最低でも15年は使う予定のないお金をインデックス投資にまわすと良いでしょう。
おすすめな証券会社
インデクス投資は、証券口座を使って行います。投資が初めての方にもおすすめできる大手のネット証券会社を2つ紹介しますね。
どちらの証券会社も「つみたてNISA口座」「ジュニアNISA口座」の利用ができますので、非課税でお得に投資しましょう!
- SBI証券
- 楽天証券
証券会社の紹介をする前に、なぜネット証券会社がおすすめなのかというと、店舗管理費や人件費などの削減が可能になり、最安級の手数料でインデックスファンドを購入することができるからです。
手数料は安ければ安い方が、自分へのリターンが大きくなります。0.1%でも、投資の世界では安いに越したことはありません。「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」とは違うようです。
一方、対面式の銀行では、手数料が割高な金融商品をすすめられる可能性がありますので、近寄らないことをおすすめします。
SBI証券
- 証券口座開設数1,000万突破!
- 業界屈指の格安手数料
- 1日の取引金額にかかる手数料 主要ネット証券No.1(2022/12/16現在)
- お得なポイント還元
- 取り引きに応じてポイントが貯まる・使える!
- Tポイント・Vポイント・pontaポイント・dポイント・JALポイント(dポイント、JALのマイルは投資信託の購入にはご利用いただけません)
- 豊富な商品ラインナップ
- 2,600本超の投資信託(2022/12/5時点、インターネットコースのみ)
- IPOの取り扱いが豊富
- 米国株式は約6,000銘柄(2022/5/26時点)
はな家では、サブの証券口座としていますが、これから証券口座を開設する方にはおすすめの証券会社です!楽天グループの改悪が続き、今はSBI証券が1歩抜きに出ている状態です。
SBI証券の口座開設方法は、こちらの記事で紹介しています。口座開設・管理費も無料です。
※つみたてNISAやジュニアNISAの口座は1人1口座しか持てませんので、どの証券会社で開設するのか決めてから開設してくださいね。
楽天証券
- NISA口座数No.1(2022/3/30現在)
- 楽天ならではのお得なポイント還元
- 楽天キャッシュ(電子マネー)で積み立てながらポイントGET
- 楽天クレジットカードで積み立てながらポイントGET
- 貯まったポイントで投資信託の購入が可能(SPU↑で楽天市場でのお買い物がお得に!)
- 楽天銀行の金利がお得
- 楽天証券と紐ずけ(マネーブリッジ)すると大手銀行の100倍の優遇金利が適応される
- 国内株取引手数料は業界最低水準(2021/7/21時点)
はな家は、楽天証券をメインに利用していて、操作画面も見やすいです。楽天グループの改悪がありましたが、今までがお得すぎていたので、まだまだ利用したい証券会社には違いありません。
2024年からの「新しいNISA」では、つみたて投資枠が「年間40万円」から「年間120万円」に拡充されます。楽天証券なら、新NISAのつみたて投資枠の月額10万円分を「楽天キャシュ払い5万円」と「楽天クレジットカード払い5万円」で、ポイントを受け取りながらキャッシュレス積み立てができますよ。
楽天証券の口座開設方法は、こちらの記事で紹介しています。口座開設・管理費も無料です。
※つみたてNISAやジュニアNISAの口座は1人1口座しか持てませんので、どの証券会社で開設するのか決めてから開設してくださいね。
インデックス投資をはじめるなら、インデックス投資の終わらせ方も知っておいて損はありません。積み上げた投資資金を、どう現金化するか。それを知ってからインデックス投資をはじめると、より良いマネープランをたてられること間違いなしです。
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- 資産運用について
「お金」は生きていく上で、必ず必用なものですよね。自分から意欲的に学び、お金に不安のない未来にしましょう!
まとめ
- インデックス投資とは
- 指数(インデックス)と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のこと
- インデックス投資をおすすめする理由
- インデックス投資は優良な投資手法である
- 投資の知識が少なくても時間をかけずに分散投資ができる
- 少額から投資できる
- 手数料が低く設定されている
- 国が用意してくれた非課税制度を利用できる
- インデックス投資の注意点
- 元本割れの可能性がある
- 指数(インデックス)以上のリターンは期待できない
- お金が短期的には増えない
- インデックス投資がおすすめな人
- 生活防衛資金がある人
- 投資をしたことがない人
- 投資に時間をかけたくない人
- 「15年以上先の未来に必要なお金」を資産形成したい人
- おすすめな証券会社
- SBI証券
- 楽天証券
インデックス投資は、指数(インデックス)を上回るリターン(収益)は見込めませんが、80%以上の確率でアクティブ投資より良いリターンが期待できます。
インデックス投資は、短期的に元本割れする可能性がありますが、長期的にみると複利効果も相まって雪だるま式に資産が増えていく投資手法です。
さらに、インデックスファンドにかかる手数料は低く抑えられており、NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)など、国が用意してくれた非課税制度を利用することで、投資で得た利益を最大限に手元に残すことができます。
投資の知識が少ない初心者でも、時間をかけずに、幅広く分散投資ができる、魅力たっぷりな「インデックス投資」を解説してきました。
インデックス投資は「投資の王道」であり、万人におすすめできる、数少ない優良な投資手法です。
私は、2021年から「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」でインデックス投資を始めました。
毎月の運用実績も公開していますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
では、また!
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